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【妊活マインド】 不妊治療して1年で変わった考え方 ”自分を肯定する方法”と”他者から自分を守る方法”

こんにちは☺7月ももうすぐ終わりですね!最近1か月経つのが早すぎて驚いてます💦

今日は、【妊活マインド】「不妊治療して1年で変わった考え方 ”自分を肯定する方法”と”他者から自分を守る方法”」についてお話しようと思います。
妊活していると、周りの子どものいる人が羨ましくなったり、今周期もダメだったと落ち込み自分を責めるのを繰り返したり、
周りの心無い言葉に傷ついたりする日々があると思います。私もそのうちの一人です。

でも、不妊治療を1年続けていく中で「妊活に向き合う気持ちの持ちよう、考え方」や、「辛くてどん底な気持ちから自分を救う、守る方法」を少しずつ身に着けました。皆さまの心が少しでも軽くなったらいいなと思います。

自分が普通じゃないって思ってた

子どもが欲しい、ただそれだけなのになんで?

他の人にはすぐに子どもできるのになぜ私はダメなの?


タイミング法を始めたばかりの私は、毎月リセットが来る度激しく落ち込んでいました。
また人工授精に進んだらすぐにできるはずと期待していたから、ステップアップしても授からないことに悲しみを抑えることができませんでした。

「なぜこんなにも落ち込んでしまうのか。」ある時ふと考えてみて、
「結婚したらすぐに子どもができるのが当たり前だ」という固定観念に縛られていることに気づきました。

当時は職場で次々とおめでたな話が持ち上がる中、仕事のスケジュールや量に無理が出てきて思い切って上司に不妊治療していることを相談したものの
理解してもらえず、辛い言葉を投げかけられ「やっぱり”自分が普通じゃない”んだ」と、疎外感を感じる毎日でした。

「不妊治療」というものが実際にあろうと、周りの身近な人で子どもができない人を目にしたことが、耳にしたことがなかったから、
自分だけが経験している「特別な例だ」と思ってしまっていたのです。

集団によってマジョリティは変わる

でも実際にCLには数えきれないほど多くの人が通っていました。朝早くから順番取りで並んでいる人、待合室で泣いている人、
待合室から一度席を外して電話に出てひたすら会社に謝っている人…。
様々な状況で頑張っている人が想像を超えるほどにいたことを、冷静に第三者の視点として自分のこの目で見たときに、
自分が思ってた「普通」ってなんだ?
 と考えました。

子どもがすぐできる人の集団の中にいれば、それがマジョリティになるし、
子どもが欲しくて頑張っている最中の人の集団の中にいればそれがマジョリティ

自分を取り巻いていた環境≠自分の置かれた環境 
というケースが人生の中であったからって、それこそが「当たり前」なはずなのに、
自分で自分を縛り付けてしまっていたんです。


だから、よく言う「周りと比べちゃダメだよ」っていう単純明快な一言では、自分の辛い気持ちの根幹に気づくことはできませんでした。自分で自分を解放してあげなきゃいけなかったんです。
自分のことを「普通じゃない」って、心のどこかで思っていることから。
子どもを作る能力がない自分を認めたくないのにその現実を毎月突きつけられるようで、
そんな風に思いたくもないし、思わなくていいこともわかっているはずなのに考えて、その度に自分のことを嫌いになることから。

自分だけを見つめて

それからは自分のことだけ見つめるようにしました。

子どもが作れなくて普通じゃない→ 普通なんてないし、作れないのではなく
「今は子どもを楽しみな気持ちで待って準備をしている時間」なんだと考えるようになりました。
そのためにCLに行って自分の身体を整えているんだと。

事実CLに行ってから、今までの謎だった生理不順の原因を突き止めたり、体質や生活習慣が改善しました。
生理周期も整ったし、経血量も極端に少なかったのが普通の量になってきたし、夜も早く寝るし身体も温めるように。

自分の事を嫌に思う日があっても、思ってしまうことを否定しない。否定したらまた固定観念に縛られてしまうから、
そんな日もあるよな、って自分で自分を受け入れるようにしました。
美味しいもの食べて好きな音楽とともに眠りについたら、朝起きた時そんな気持ちは大体どこかに行っているものです。

子どもが欲しいと思ったからこそ、初めて自分の身体と心にこんなに真剣に向き合えた。それだけでとっても大きな進歩 だと思います。

いやなことからは距離を置いて。自分で取捨選択する

そして、今日のテーマである「自分を肯定して他者から守るスキル」を身につけました。

それは、「その情報を自分で受け取りたいか、受け取りたくないかで決める」というもの。
自分が嫌だなと思う環境からは離れる、嫌だなと感じる言葉を心に受け止めないようにするのです。

不妊治療をする中で学んだのは、
「これが正しくてこれが間違ってる」って何に対しても決めつけないことと、「自分で自分を守って労わることができる強さを持つこと」
だから、自分の事を守りつつ他人の事も傷つけない。


上司からいやな言葉を言われても、その言葉を自分が「受け取りたいか?」で受け止め方を変えます。


他の不妊治療をしてた人だってこんなに休まなかったよ、休むことで周りの士気が下がるのわからないかな

これは、①個々の事情を無視して勝手に他人と比べる ②私が休むことで周りの士気が下がるという決めつけ、イヤミ に当時の私には思えました。
そこまで休み散らかしているわけでもないし、自分は自分ができる仕事を精一杯やっているんだから、まともにその言葉を受け止めることないんです。

受け取りたくない言葉が聞こえたら、「何かが横切って行ったけどあまりよく見えなかったし聞こえなかったな」と思うか、
即ゴミ箱に捨てちゃいましょう。

真に受けないから無駄に腹を立てることもなくなるし、腹が立たないと心の余裕が生まれて「上司も疲れてたのかな」と思える日すらありました。


また、今までの人間関係の中でもライフステージによって個々の環境が変われば、話や価値観が合わなくなってくることも「当然」だと思うので、
今話したり関わったりすることで自分が傷つきそうなら、「少し距離を置く」。
無理に会ってその人と関係が悪くなりそうになるくらいなら、今は、距離を置くという選択肢も全然ありだと思います。

「距離を置くこと=自分と他人を大事にすること」 になる時期もあって良いと思うんです。

それでも腹が立つときは立ちますから、愚痴を言うことで楽になれるならどんどん言った方がいいし、沢山吐き出して沢山怒って泣きましょう。
何よりも自分の中で溜め込まないことが一番大事ですからね。

まとめ 自分を肯定して。情報は取捨選択して他者から自分を守ろう

自分を否定してしまうこと、自分で自分を守り労わることができないことこそが妊活にとって一番の敵ではないかと思います。
冷たい言葉や態度は受け取らず、温かい言葉や好意はしっかり自分の心に浸透させて。自分をしっかり肯定してあげましょう。
自分がいつでも一番の自分の味方であれるように。
心が健康でないと、体力勝負の不妊治療には身体もついていけなくなってしまいます。

何よりも、皆さまが心も身体も健康になって、「赤ちゃんを待つことを楽しむ時間が増える」ことが一番の幸せ
です。
皆さまのもとに素敵な赤ちゃんがきてくれますように、心から願っています(^^)

  • この記事を書いた人

りぼん 

元金融OL。移植で授かるも流産し、現在も体外受精挑戦中です! 仕事と不妊治療を両立させていましたが、流産を機に退職しました。 不妊治療中の「お金」「ステップアップ」「気持ちの持ち方」etc…のお悩みは全て”ココ”で解決!! 赤ちゃんの誕生を”ごきげん”に待つライフハックをお届けします。

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